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I・E・I アートギャラリー

一切従心転 ―いっさいは心より転ずる―

一切従心転  ―いっさいは心より転ずる―
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仕 様
●素材:本紙/因州手漉楮画仙紙、表装(本格茶掛輪ほえ様式)/天地=菱格子正絹小紋裂、中廻し=小唐花正絹晴明裂、一文字・風帯=手刺繍遠山正絹合金襴、軸先=市松刷毛目漆塗
●サイズ(約):本紙=96×29.4p、軸寸=170×32p、軸先幅=37p
●重さ(約):225g
●日本製

一切従心転 ―いっさいは心より転ずる―

月々 18,858円(+消費税)×10回払い
一括価格 180,953円(+消費税)
発送手数料 700円(+消費税)

華麗な天平文化の花開いた奈良・平城京とともに創建され、
千三百年の歴史を誇る古刹、法相宗大本山・興福寺―
その伽藍の中心で天平の甍をいただく「中金堂」を
創建当時の姿に復元するという歴史的大事業達成のために、
貫首ご自身が一点一点揮毫される貴重な真筆墨蹟。
ありがたい御仏の教えを凝縮した真理の法語が
墨痕も鮮やかにしたためられた高僧の書を、
正絹緞子の本格表装に仕立てた格調高い掛軸。
眺めるほどにしみじみと心に深く響き、
いまを生きるすべての人に希望と安寧をもたらします。

本作品のご購入は、このたび興福寺中金堂 復元再建のための寄進となります。

  • 興福寺創建千三百年記念
  • 興福寺貫首による真筆法語掛軸
  • 中金堂復元再建を祈念して特別頒布
  • ご購入いただいた方の芳名録を中金堂に永久保存
  • 正絹緞子を用いた本格輪ほえ様式の表装
  • 貫首が箱書きされた桐箱に収めてお届け
  • 貫首書き下ろしの解説書付き
  • I・E・I社を通じてのみご提供


あをによし奈良の都は咲く花のにほふがごとくいま盛りなりと謳われた古都の面影をとどめ、奈良七大寺のひとつとして栄えてきた、由緒と格式を誇る名刹、興福寺。天皇家とともに日本国の礎を築いた貴族・藤原氏の氏寺として建立され、後に平城京遷都にともなって官寺となって以来、1300年もの間、多くの人々の心の拠り所となってきた、日本を代表する寺院です。七堂伽藍の中核をなし、本尊を安置する最も重要な建物「中金堂」は、歴史の中で幾度か火災にあいながらも、そのつど、朝廷や幕府、将軍家をはじめ、ゆかりある人々の寄進によって復興され、天平の薫りと尊い御仏の心をいまに伝えています。
今般、創建千三百年を迎えた法相宗大本山・興福寺は、江戸期に最後の再建がなされてから老朽化のすすんだ中金堂の復元再建を再び眼目に掲げ、創建当時の麗姿を甦らせるべく、第一期境内整備に着手、平成22年には立柱式を執り行いました。落慶を平成30年に予定したこの歴史的な偉業を成し遂げるべく、このたび、興福寺貫首・多川俊映猊下が自ら揮毫された真筆墨蹟掛軸が、特別に頒布されるはこびとなりました。貫首自ら選ばれた法語を一枚一枚染筆、落款される、たいへん貴重な掛軸であると同時に、本作品をご購入いただくことで、中金堂復元再建のための寄進となります。尊い真理の言葉を、高僧による見事な真筆で身近にご鑑賞になれるだけでなく、歴史的・文化的にきわめて高い意義を持つ興福寺の勧進にご参加いただけるという、誠に稀有なる機会です。

興福寺と中金堂

法相宗大本山・興福寺は、六六九年、藤原氏の祖である鎌足の正妃・鏡女王が、鎌足の病気平癒を祈って建立した「山階寺」が起源。710年、鎌足の子・不比等によって平城京遷都が推進されると、左京三条七坊の春日の地にうつって寺号を「興福寺」と改め、官寺となる。天皇や皇后によっても堂塔伽藍が建てられ、南都を代表する七大寺の一つとして栄えるも、兵火などでたびたび罹災。そのつど、藤原氏をはじめ、朝廷、幕府や有縁の民の寄進により復興され、今日にいたる。一九九八年、世界遺産に登録。
藤原不比等の創建になる中金堂は、伽藍の中心で本尊を安置する最も重要な建物で、寄棟造りのその規模は、当時の寺院の中でも第一級を誇った。2010年に創建千三百年を迎えた興福寺は、境内整備計画の一環として、最後の再建より老朽化のすすんだ中金堂の復元を眼目に掲げ、その立柱式を行った。建築・考古・歴史など各界の学識者や文化庁担当者も参与し、足かけ二十六年におよぶ大規模事業で、中門や回廊までを含めた天平当時の壮麗な威容を甦らせる計画。中金堂の落慶は2018年に予定されている。

真理を優しく諭し、希望の光を心に灯す尊い法語
中金堂再建を祈願した勧進のために異例のご提供

多川俊映貫首がこのたびご染筆される法語は、「一切従心転(いっさいは心より転ずる)」の五文字。仏教の根本聖典のひとつ「*華厳経」の中にある「華厳唯心偈」という、わずか百文字で心の働きすべてを解き明かした経の一節で、大意は「一切のものは心から起こるものである」というもの。諸仏はみな悉くこの理を知っておられ、もしもそのように理解することができるならば、その人は真の仏を見るだろう、という、心の在り方次第で境地が拓けてゆくことをわかりやすく説いた、真理を諭して希望の光を与える法語です。多川貫首は、いまの時代に鑑みて、深遠なる御仏の教えが凝縮されたこの言葉を、あらゆる経典の中からお選びくださいました。
高僧による墨蹟は、見る側にも深い心の安穏をもたらすものとして古より貴ばれ、現代においてももっとも格の高い美術品として、茶人や書の愛好家をはじめ慧眼の収集家に希求されています。高僧の真筆自体が一般には入手困難であることに加え、法相宗大本山である興福寺貫首による真筆が一般に提供されるのは、きわめて異例のこと。さらにこのたびは、興福寺中金堂復元再建達成の祈願という大きな意味合いを込めてのご染筆だけに、その価値ははかりしれません。一筆一筆、お心を尽くし、まさに宇宙の法を降ろすようにして丁寧にしたためられる文字は、普遍の理そのもののような響きをたたえ、雄渾な気迫と深い趣にあふれています。作品を前にすれば誰もが、心穏やかな境地へといざなわれ、今日という日を、希望と安寧にみちたより意義深い一日として生きることができるでしょう。

*華厳経…釈迦が王子として誕生してから悟りを拓くまでを描いた一大叙事詩・戯曲風形式の経典。仏教の根本の御教えと礼賛される。日本には天平時代に伝わった。

日本の文化を後世へと伝える偉業の証として
あなた様のお名前が興福寺の芳名帳に記されます

興福寺貫首 多川俊映猊下揮毫「一切従心転」は、墨蹟をはじめ、落款、箱書きと、すべてが貫首の手になる一幅で、気品高い本格茶掛の輪ほえ様式で、一点一点手表装にて丁寧に掛軸に仕立てられます。一文字・風帯は手刺繍遠山正絹合金襴、天地は菱格子正絹小紋裂、中廻しは小唐花正絹晴明裂、そして軸先は市松刷毛目漆塗りと、書の格に鑑みて贅を尽くしたもので、I・E・I社がその表装および頒布業務のすべてを委託されており、限定された期間のみ、貫首が書き下ろされる解説書を添えて特別に頒布提供されるものです。なお、本作品のご購入を通じて勧進企画にご参与いただいた方のお名前は、興福寺の芳名帳に記載されて中金堂に永久保存され、後世に遺るその偉業の証として、後日、芳名帳のうつしが送られます。世界遺産にも登録されている興福寺の歴史的建造物を復興し、遥か1300年前の天平の息吹をたたえた日本のすばらしい文化を未来へ伝えてゆくという誇りは、時が経つほど心に深く刻まれ、その功徳は永劫、燦然と輝きわたることでしょう。


一切従心転 ―いっさいは心より転ずる―

月々 18,858円(+消費税)×10回払い
一括価格 180,953円(+消費税)
発送手数料 700円(+消費税)