I・E・I アートギャラリー
上村松園 筆 春信
- 仕 様
- 【掛け軸】
●材質:本紙=特殊絹本に彩美版®+シルクスクリーン 天地=綿白鼠無地 中廻し=麻葉地花緞子 一文字・風帯=小竹屋町唐草新金襴 軸先=新牙
●サイズ(約):画寸=91×30cm 軸寸=175×42cm(軸先幅=48cm)
●重さ(約):325g
●大和三段表装
●日本製
【飾り額】
●材質:本紙=特殊絹本に彩美版®+シルクスクリーン 額=金泥仕上げ木製枠、金襴張りマット、前面アクリル板
●サイズ(約):画寸=91×30cm 額寸=103.5×42.5×厚さ4cm
●重さ(約):3.25kg
●高級額装
●日本製
上村松園 筆 春信【軸装】
月々 12,300円(税込13,530円)×15回払い
一括価格 169,800円(税込186,780円)
発送手数料 700円(税込770円)
上村松園 筆 春信【額装】
一括価格 169,800円(税込186,780円)
発送手数料 700円(税込770円)
端麗にして麗しき春の香気に、高雅な品位──。
女性として初めて文化勲章受章の栄誉に輝いた巨匠、上村松園。
その非凡な感性と円熟の筆も見事な代表的傑作を
松園の孫で著名な日本画家・上村淳之画伯の正式認可・監修のもとに復刻。
妙味あふれる松園の美の真髄、そして豊かな芸術の気韻さえをも
現代最高水準の絵画複製技術を駆使して忠実に再現。
瀟洒な額装、または、格調高い軸装にてお届けする特別な作品です。
- ■上村松園生誕145周年記念
- ■松園の孫で日本画壇の重鎮・上村淳之画伯が監修と検印
- ■現代最高度の絵画複製技術を駆使して制作
- ■高級緞子による軸装と金泥仕上げの高級額装の二種類をご用意
- ■インペリアル・アートギャラリーの特別限定企画
- ■制作限定わずか300点の特別限定版
千代の松原の文様も清涼な納戸色の振袖に朱の帯を締め、日本髪も艶やかに振り返る良家の子女。右手の所作も雅に桜の小枝がほころび、華やかな春の訪れを告げて──。
日本女性の凛と秘めたる内面美を端麗に表現、女性として初めて文化勲章受章の栄誉に輝き、美術史上に不滅の足跡を残した日本画の巨匠、上村松園。その透徹した画境際立つ円熟期の名作「春信」が、上村松園生誕145周年を記念して真正復刻される運びとなりました。松園の孫である現代日本画壇の重鎮・上村淳之画伯の正式認可と監修のもと、原作そのままの筆致でおくる、またとない特別限定美術作品のご案内です。
女性初の文化勲章受章に輝く巨匠、上村松園
その香高い珠玉の名作「春信」
近代日本画史上に輝く美人画の大家・上村松園は、明治8年、京都に生まれました。幼い頃より絵を好み、小学校を卒業すると京都に開校したばかりの日本初の画学校に12歳で入学。その後、鈴木松年に師事した彼女は天賦の画才を発揮、師より「松園」の号を与えられました。さらに明治23年、弱冠15歳で第3回内国勧業博覧会に出品した「四季美人図」が英国皇子コンノート殿下の御買い上げとなり、一等褒状を受賞。「京に天才少女有り」と国内にその名を轟かせました。絵筆は幸野楳嶺(こうのばいれい)や竹内栖鳳(たけうちせいほう)の門下でますます冴えわたり、円山四条派を基に格調高い作風をもって近代美人画を大成。昭和16年には帝国芸術院会員に推挙され、昭和23年、画家として最高の栄誉である文化勲章受章に輝きました。「女性は嫁に行くのが最上の美徳」とされた明治の世で孤高に筆を振るい続けた松園。ご案内の「春信」は「香高い珠玉のように、一点の卑俗なところなく清涼な絵こそ私の念願」と語り、美人画に生涯を捧げた氏の高尚な精神と美意識が息づくかのように、眩い品位を内に秘めた日本女性の真の美しさが表現されているのです。
松園の孫で現代日本画壇の重鎮
上村淳之画伯が正式認可・監修
松園の筆触の真髄を完璧なまでに再現
涼やかな切れ長の眼に微笑を湛える口元の紅。きりりと結った島田髷にさした華麗な櫛とかんざしは良家の気品を物語り、淡黄色も麗しい裾回しや帯の鮮やかな朱、桜花を持つ手の藤紫の裂など雅な所作には、和装を愛し続けた松園の瀟洒な感性が宿ります。さらに観る側の想像を喚起させる右上の余白が、流れるような着物の線や黒髪の繊細な墨線、彩色の妙味をいっそう際立たせて…。復刻にあたっては松園の孫にして現代日本画壇の重鎮・上村淳之画伯の正式認可のもと厳正な監修を仰ぎ、複雑な工程を持つ現代最高度の絵画複製技法「彩美版®」と手刷りシルクスクリーンを駆使して一点一点入念に制作。女性のはんなりとした美しさが桜の薫りとともに漂う、松園ならではの筆触の真髄そのままに、高雅な品格にいたるまでをも忠実に再現されました。
訪れた方を魅了し称賛を呼ぶ愛蔵の美人画
装丁も見事な軸装と額装からお選びいただけます
上村松園 生誕145周年特別企画「春信」は、インペリアル・アートギャラリーの特別限定版美術作品で、制作限定300点のみとさせていただきます。作品はその高い格式に鑑み、典雅な高級緞子による軸装、または金泥仕上げの高級額装の二種類をご用意。いずれにも監修者 上村淳之氏による承認印と制作番号入りの証紙が貼付されますので、大切な方への贈り物にも喜ばれることでしょう。近代日本画の大家による美の極みを示す本作品は、格式あふれる縦の構図も見事に和室洋室を問わず、リビングや書斎を芸術の香気で満たす愛蔵の名画になるにちがいありません。どうぞお早めのお申し込みをお勧めいたします。
上村松園 略歴
- 明治8年
- 京都に生まれる。
- 明治20年
- 京都府画学校に入学。鈴木松年に師事する。
- 明治23年
- 第3回内国勧業博覧会にて「四季美人図」が一等褒状を受賞し、英国コンノート殿下の御買い上げとなる。
- 明治26年
- 幸野楳嶺の門下となる。
- 明治28年
- 竹内栖鳳に師事し、画家として立つ決心をする。
- 明治33年
- 日本絵画協会、日本美術院連合第9回共進会展にて「花ざかり」が横山大観や川合玉堂らと並んで銀牌を受賞し、日本画壇でゆるぎない地位を確立。
- 昭和9年
- 母、仲子死去。母への思慕を描いた「母子」が政府買い上げとなる。
- 昭和11年
- 文展招待展に出品した「序の舞」が政府買い上げとなる。
- 昭和16年
- 帝国芸術院会員となる。
- 昭和23年
- 女性として初の文化勲章を受章。
- 昭和24年
- 奈良県平城の山荘にて永眠。享年74。
上村淳之画伯 略歴
- 昭和8年
- 文化勲章受章の日本画家、上村松篁の長男として京都市に生まれる。祖母は女性として初めて文化勲章を受章した美人画の大家、上村松園。
- 昭和28年
- 京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)日本画科に入学。
- 昭和31年
- 第20回新制作協会展に「水」を出品し、初入選。
- 昭和34年
- 京都市立美術大学専攻科修了。
- 昭和43年
- 第32回新制作協会展に「緋縅綬鶏」「火鶏」を出品し、新作家賞を受賞。
- 昭和53年
- 第5回創画展に「晨Ⅰ」「晨Ⅱ」を出品。創画会賞を受賞し、文化庁買い上げとなる。
- 昭和56年
- 創画会会員に推挙。
- 昭和59年
- 京都市立芸術大学教授となる。
- 平成4年
- 京都府文化賞功労賞を受賞。
- 平成6年
- 松伯美術館が開館。館長に就任。
- 平成7年
- 日本芸術院賞を受賞。
- 平成11年
- 京都市文化功労賞を受賞。京都市立芸術大学名誉教授・副学長に就任。
- 平成14年
- 日本芸術院会員に推挙。
- 平成17年
- 京都市学校歴史博物館館長に就任。
- 平成25年
- 文化功労者として顕彰を受ける。
現在、独自の花鳥画の創作に専心、全国各地で個展を開催している。
上村松園 筆 春信【軸装】
月々 12,300円(税込13,530円)×15回払い
一括価格 169,800円(税込186,780円)
発送手数料 700円(税込770円)
上村松園 筆 春信【額装】
一括価格 169,800円(税込186,780円)
発送手数料 700円(税込770円)