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主題歌に対するお二人の想い

――『転生したらスライムだった件 第2期』第2部でも寺島さんが主題歌を担当されることが発表されました。

寺島:そうなんですよー。ありがたいことにエンディング主題歌のほうを……。

――5月16日の生配信番組(ジュラ・テンペスト放送局 ~『転スラ』最新情報公開記念♡女子会でキャッキャッ大騒ぎSP!~)でも「寺島さん帰ってキターー!!」と視聴者の方が盛り上がっていました。

寺島:ありがたいです。作詞という面で熊田茜音さんの曲『Brand new diary』も担当させていただいたのでしぶとく名前が載って、しがみついてましたけど(笑)。最初、三上悟で主題歌を、ということから『Nameless Story』を歌って。そしたら『メグルモノ』っていう2曲目もやらせていただくことになって。「また僕ですか?大丈夫ですか?」って正直思うところがあったので監督に聞いたんですけど、「リムルになって岡咲さんの声になって、こちらの世界のリムルとしては完成形なんだけど、背景に三上悟がいるのを忘れないように」ということでと伺って、そういうことでしたら!と頑張らせていただきました。

岡咲:素敵ですね。

寺島:ただ、またお声がけいただくことがあると思ってなかったので、さすがに驚きました。第2期 第1部でTRUEさんがオープニング主題歌を歌われて変化が生まれたので、このまま変化していくのかなと思ったら……一周回って戻ってきました(笑)。嬉しい反面、戸惑いもありました。

岡咲:そうだったんですね、意外でした。私としては寺島さんの曲は転スラに欠かせない存在なので、やっぱり寺島さんだよな!と思っていたんですけど。

寺島:今は岡咲さんが先頭きって転スラを引っ張っているわけじゃないですか。

岡咲:早々にいなくなっちゃったんですよ、寺島さんが(泣)

寺島:だから僕は外からふわっと作品を彩れたらなっていう。役割分担じゃないですけど、そんな気持ちでやらせていただいてます。もう3年になりますので。

岡咲:でも私、寺島さんのお芝居や、お芝居に対するお気持ちを今でも思い出してやってます。

寺島:え!ホント!?それは嬉しい。

岡咲:第1話のアフレコの終わりに「あとは頼んだよ!」って、スタジオを去り際におっしゃってくれたのがすごく嬉しかったんです。自分がちゃんとやらなきゃとは思っていたんですけど、その言葉で“この居場所にいていいんだ”って寺島さんに認めてもらえたような気がして。オーディションを受けていただけた役ですけど、第1話のときは不安で。本当に私がリムルでいいのかって思いながら、精一杯やっていたので……。

寺島:そうだよね、すごいプレッシャーだったと思うよ。

岡咲:寺島さんに「頼んだよ」って言われたら「やるしかねぇ!(リムルの声で)」って、元気をいただきました。たまに人間時代を語るときとかは、第1話の寺島さんのテンションを思い出してモノローグをやってます。

寺島:ありがたいねー。別の人がお芝居していた役を、引き継いでやってくっていうのは難しいだろうなと思ってました。だから最初、岡咲さんとアフレコやるときに、新人の子にすごいものを背負わせるなと。

岡咲:(笑)

寺島:僕にはあとを任せることしかできないので、その言葉を残して行くしかないなと。

岡咲:嬉しかったです。あの言葉はすごく覚えてます。

寺島:そう言ってもらえると、先輩らしいことちゃんとできてるなって。

岡咲:いやいや、めっちゃしていただいてます。

――『転スラ日記』ではリムル様も歌われていますが、歌唱の際にも意識されていたりするのでしょうか。

岡咲:はい。歌の時は、より“元男性”ということを意識して歌ってます。

寺島:おおー。三上悟を意識して?

岡咲:はい、宿らせてます。『おやすみオレンジ』という楽曲はしっとりした楽曲なんですけど、メッセージみたいなものを楽曲の中で伝えたかったので。もちろん、スライムの可愛らしいリズムも感じていただきたいんですけど、人型の時の凛々しいリムル様っていうのを自分の中で割合多めに歌うようにしました。

寺島:へぇー。

岡咲:音程とか結構高めなので、そのまま意識せずに普段の可愛い感じのリムルで歌っちゃうと、可愛すぎるようになってしまうなって思って。いつものアフレコよりも男性の部分を意識しています。

――三上悟を意識されながら歌われたということは、寺島さんも一緒に歌ったと言っても過言ではないのでは?

寺島:そうですね。過言じゃないですね。一心同体なんで(笑)。二人ともが三上悟でありリムルなんで。

岡咲:そうですね。だから私も『メグルモノ』を一緒に歌ったかもしれない(笑)。

寺島:(笑)

岡咲:『Nameless Story』も一緒に歌ったかもしれない(笑)。

寺島:その精神は歌に宿っています(笑)。

――寺島さんが担当される第2期 第2部エンディング主題歌のタイトルは『Reincarnate』ということですが。

寺島:はい。

岡咲:“転生”だ。

寺島:あの……このタイトルだけはつけるまいって思っていたんですけど。

岡咲:(笑)

寺島:僕、タイトルをつけるのがすごく苦手で……。スタッフさんとも相談して、どうしようって悩んだあげく、結局『Reincarnate』が一番しっくりくるんじゃないかとなりまして。曲ってまだ聞いてないよね?

岡咲:しっかりとはまだ聞けてないんですけど、最近のアフレコで……CMか何かに入ってて。みんな「え、これ誰の声だろう?」ってなったんですけど、私はすぐに気づきました「寺島さんだ!」って。スタッフさんに確認したら「そうなんです」って。

寺島:今回バラードな曲でして……。いただいたテーマがあって、「わかりました」ってそれを基に詞を書いてたんですけど、よくよく考えたら、これ第2期 第1部の話だよ?!っていうところをテーマに書いてて(笑)。ちょっとズレちゃうなぁとも思ったんだけど、そこから引き継いでいる話だと思えばいいのか、と。

岡咲:なるほど。

寺島:今までの楽曲との共通点だったり、今回テーマにしたいこととか、新たな視点とか、色々考えながら歌詞を書かせていただきました。今回はヴェルドラのこととか、ちょっとずつ入れてくださいみたいな注文があって。ただ、結局、書き上げてみたら、大賢者視点になりました。

岡咲:大賢者視点は新しいですね。

寺島:第2期のこれまでのお話を思い返してみたら、一番仕事してるの大賢者だなって。

岡咲:確かに。

寺島:色々な人たちが名付けとかで進化していくなかで、唯一進化してなかったのが大賢者だったなと。その大賢者も進化して生まれ変わったということもあり、『Reincarnate』という曲で大賢者の視点で。周りに誰もいない状況でも大賢者だけは必ずリムルの傍にいてくれたので、そういった傍らにあるものの大事さを書けたらなと……。

岡咲:楽曲の発表がますます楽しみですね。

寺島:ぜひ作品と一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。

時計はデザインが絶妙でケースも最高!

――ちょうど大賢者というお話がありましたが、偶然にも今回の腕時計が大賢者をイメージしたデザインとなっていまして。

寺島:そうなんですよね。そんな大賢者さんが文字盤に……。

岡咲:可愛いですよねー。

寺島:普段使いできるデザインに落とし込まれているんだよね。

岡咲:そうなんですよー。身に着けやすい。さりげなくリムルを愛でられるっていう(笑)。

寺島:「キレイな色の時計ですね……あれ、よく見たら転スラじゃないですか?好きなんですか?」って、ファン同士だと話が広がりそう。

岡咲:いいですね!

寺島:デザインの加減が見事な塩梅なんですよねー。

岡咲:本当に!この青色もこだわられてるなーって思って。寺島さん今日ブレスレットとかリムルカラーにされてますけど、私も転スラのお仕事の時にリムルの色って考えるんですけど、深い青じゃないし、でも薄すぎてもなーって。意外と納得する色のものがなくて。でもこれは本当にリムルさまの青!

寺島:絶妙だよねー。

岡咲:絶妙なこの青の具合がすごく好きです。

寺島:(コピーが)“さわやかなスライムカラー”ですもんね。

岡咲:ちゃんとツヤツヤ・プルプル感みたいなのが詰まってますよね、可愛いーなー。

寺島:リュウズのところもね。時計に触るときにリムル様を撫でる感覚を味わうことができる。

岡咲:最高じゃないですか。私、秒針のところにいるちっちゃいリムルが可愛くて好きで。

寺島:ちっちゃいんだよねー。

岡咲:このさり気なさがすごく好きです。

寺島:秒針の先が「?」になってるの、気づいてた?

岡咲:え?あ、本当だ!

寺島:まぁ、よくリムルから出てはいるけど、なんで「?」なの?って思って。

岡咲:そうですね。

寺島:スタッフさんに聞いたら、時計を見る時の「今何時だっけ?」の気持ちを表現してるんだって。面白い発想だよね。

岡咲:なるほど、リムルがっていうよりも、我々の思考がここに現わされているんですね。

寺島:リムルを通してね。で、(文字盤の)大賢者が時刻を教えてくれる。

岡咲:「告」だ。

寺島:豊口さんの声が浮かぶね。

岡咲:浮かびますね(笑)。

寺島:あと12時が魔鉱石になってるんだよ。

岡咲:めっちゃ色々とこだわられているんですねー。私、この転スラの世界で使われる文字が好きで……。

寺島:これにもちゃんと意味あるんだって。

岡咲:ブランド名とかですかね?

寺島:そう、中央の下の部分は“S・E・I・K・O”なんだって。そして周りの文字が……。

岡咲:え、これ(外周部分)も……?

――はい 今回、ジュラ・テンペスト連邦国の公式ウオッチとしてお名前をいただいているので、そちらの銘(JURA TEMPEST FEDERATION Official Watch)が書かれています。

岡咲:え、じゃあこれ“ジュラ・テンペスト連邦国”って書いてあるんですか?

寺島:そうなんだって。

岡咲:わー、勉強したいです。この文字。

寺島:購入された方は、ぜひ作中の文字と照らし合わせながら解読していただいて。

岡咲:それ、めっちゃ難しくないですか?

寺島:学者のやつ(笑)。

岡咲:この文字読める人、この世に何人いるんでしょうね。

寺島:これから増えていくんだよ。

岡咲:この時計で広がるかもですね(笑)。

――こちらの商品は、初回納品のタイミングで、お二人に現物をプレゼントさせていただく予定です。

岡咲:わーい。ありがとうございます。嬉しい!これから夏がきて半袖になって腕も見えやすくなるので、さわやかな白とかパステルカラーとかにあわせたら、この水色がすごく映えそうですねー。

――素敵だと思います。

岡咲:私、収録中とかあまり腕時計をつける習慣なかったんですけど、最近、時間見るのって大事だなって思っていたところで。

寺島:ちょうどいいタイミングだったんだね。

岡咲:本当に、ちょうどなんですよ。本当にありがたいです。お仕事に行くときも活用させていただきたいと思います。

――ありがとうございます。ぜひ、使ってください。

岡咲:男女両方使いやすい塩梅も絶妙ですよねー。

寺島:そうそう。ベルトの幅もそうだし、文字盤の大きさもちょうど間を狙ってるけど、決して中途半端ではない。

岡咲:ちゃんとどっちにもハマるっていう。

寺島:今サンプルをつけさせてもらってるけど、サイズ感が驚くほどぴったりだもん。

岡咲:ケースも可愛いー。

寺島:そう、天才のケース。

岡咲:このツルツル感がすごくいいです。

寺島:わざわざ1枚アクリルを載せるってこだわりがすごいよね。

岡咲:ですよねー。蓋の生地に直接目があってもきっと可愛いんでしょうけど、この1枚の存在がスライム感を増してますよね。

寺島:中に箔押し入ってるしね。

岡咲:ちゃんと銀色で、こだわりがすごいですね。最高。これで飾りたいなー。

寺島:開けて飾ってもいいし、閉じて飾ってもいいし。

岡咲:どっちもいいですね。

寺島:小物入れにしてもいい。時計って普段使いしだすとあまり箱にいれなくなっちゃうからね。

岡咲:そうですよね。

寺島:これ単体で売ってほしいくらい(笑)。

お二人にベタ褒めいただいた「転生したらスライムだった件×セイコー ジュラ・テンペスト連邦国公式ウオッチ」の商品特設ページはこちら。ぜひチェックしてみてください!

【対談記念】サイン入りチェキとサイン色紙をプレゼント!

今回の対談を記念して、寺島拓篤さんと岡咲美保さんのサイン入りチェキとサイン色紙を、抽選で9名さまにプレゼントいたします!応募の締め切りは7/25(日)まで。たくさんのご応募をお待ちしております!

受付は終了しました
ご応募ありがとうございました

<TVアニメ『転生したらスライムだった件 第2期』第2部放送情報>

・TOKYO MX:7月6日より毎週火曜 23:00~
・MBS:7月6日より毎週火曜27:30~
・BS11:7月6日より毎週火曜23:30~

他、詳細はTVアニメ公式サイトか公式Twitterで。

「転生したらスライムだった件」ポータルサイト
https://www.ten-sura.com/

「転生したらスライムだった件」公式Twitter
@ten_sura_anime